過去のお知らせ
過去のお知らせ一覧CLIP STUDIO PAINT PRO Ver.1.0.3 アップデータを公開しました
日頃より弊社製品ならびに各種サービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
CLIP STUDIO PAINT PROの最新バージョン Ver.1.0.3を公開しました。
下記よりアップデータをダウンロードしてご利用ください。体験版をご利用の方もアップデータにより最新バージョンにアップデートしていただけます。
主な更新内容
Ver.1.0.2 先行プレビュー版 (RC版)として公開した項目の正式リリースに加え、Ver.1.0.3では下記の内容を更新しています。
※ Ver.1.0.3で新たに更新された項目には、タイトルに【Ver.1.0.3】と記載しています。
変形機能が強化されました
[編集]メニュー→[変形]→[拡大・縮小・回転]・[左右反転]・[上下反転]の操作中に、キー操作で[自由変形]に切り替えられるようになりました。また、[自由変形]の実行中は、[拡大・縮小・回転]に切り替えられるようになりました。変形方法を切り替える操作が省力化されるため、便利にご利用いただけます。
レイヤー関連の機能が強化されました
レイヤーの各種表示がキー操作で簡単にできるようになりました。また、レイヤー変換など、作品の表現を拡げる機能も追加されました。
- [レイヤー]パレットの[Alt]キー+[レイヤー表示/非表示]をクリックすると、選択したレイヤーを単独表示に切り替えられるようになりました。もう一度クリックすると、元の表示に切り替えられます。
- [レイヤー]パレットで、レイヤーマスクの範囲の表示・非表示を、キー操作で切り替えられるようになりました。
[レイヤー]パレットで選択したレイヤーの種類を変換できます。レイヤーの表現色・種類を変更したり、選択範囲の描画を画像素材レイヤーに変換したりできるようになりました。
- [下のレイヤーでクリッピング]に設定されたレイヤーの直下にレイヤーを作成すると、[下のレイヤーでクリッピング]に設定された状態で新規レイヤーが作成されるようになりました。
印刷・保存機能が強化されました
CLIP STUDIO PAINTで制作した作品を、印刷・保存するための機能が強化されました。他のアプリケーションでも、CLIP STUDIO PAINTで制作した作品を、より快適にご利用いただけます。
- 印刷を実行するときに、[印刷プレビュー]ダイアログが表示されるようになりました。
- 指定の形式で保存するときに、[書き出しプレビュー]ダイアログが表示されるようになりました。また、JPEG形式で書き出す場合は、プレビュー画面を確認しながら、圧縮品質を調整できます。
- PNG形式で保存するときに、従来に比べてPNG形式のファイル容量が軽くなりました。
- PSD形式で保存するときに、[覆い焼き(発光)]に設定されたレイヤーが正しく表示されるようになりました。
IllustStudioとの互換性が向上しました(Windowsのみ)【Ver.1.0.3】
Windowsをお使いの場合、IllustStudioの各種ファイルとの互換性が強化されました。CLIP STUDIO PAINTでも、IllustStudioで使い慣れた環境を継続してご利用いただけます。
- IllustStudio形式のドキュメント(拡張子:xpg)をCLIP STUDIO PAINTで読み込めるようになりました。
- [サブツール]パレットに、IllustStudioツールセット(拡張子:tos)を読み込めるようになりました。
- [ツール]パレットに、IllustStudioのツールをまとめて移行できるようになりました。
素材の登録方法が強化されました
サブツールファイルやレイヤーをパレットにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に登録できるようになりました。
- [レイヤー]パレットのレイヤーを[素材]パレットの[素材一覧]にドラッグ&ドロップすると、レイヤーを素材として登録できるようになりました。
- サブツールファイル(拡張子:sut)を[サブツール]パレットにドラッグ&ドロップすると、サブツールを読み込めるようになりました。
紙質が設定できるようになりました【Ver.1.0.3】
[画像素材レイヤー]選択時の[レイヤープロパティ]パレットに[紙質合成]が追加されました。画用紙などに描画したような質感を作品に追加できます。
操作感の向上
キャンバスの新規作成方法などが改善され、より快適な作品制作を行えます。
- キャンバスの新規作成時に、[幅]と[高さ]のサイズを入れ替えられるようになりました。また、トンボの位置や用紙の向きを確認できるプレビュー画面が追加されました。
- キャンバスを作成したあとに、基本枠とトンボを設定できるようになりました。
- ワークスペースを読み込んだあとに、パレットなどの位置を変更した場合、変更後の内容がワークスペースに自動登録されるようになりました。また、初回登録時のワークスペースに戻すこともできます。
- [サブツール]のアイコンに背景色を設定できるようになりました。【Ver.1.0.3】
- [サブツール]パレットの表示方法に、[テキスト]と[タイル 小]が追加されました。また、各サブツールのロック状態が表示されるようになりました。【Ver.1.0.3】
QUMARIONに対応しました【Ver.1.0.3】
3Dキャラクター素材や3Dデッサン人形をQUMARIONで操作できるようになりました。QUMARIONを使うことで、直感的にポーズをつけられます。
その他の修正内容
WindowsでタイトルバーやUIにOpenTypeフォントを指定している場合に、CLIP STUDIO PAINTのメニューやタイトルバーの文字が正しく表示されるようになりました。
今後の修正、改良を予定している項目について
下記の点につきましては、修正、改良が必要な項目として対応を進めております。
対応予定は下記の通りです。
項目 | 対応予定 |
[トーン]・[3D]レイヤーを高速化し、レイヤーを多数作成した場合のアプリケーションの動作速度を改善します。 | 8月末 |
lip形式でのファイル保存時に最適化オプションを追加し、容量の最適化を行います。 | 8月末 |
QUMARIONのポーズとCLIP STUDIO PAINT上の3Dキャラクターの表示をあわせるキャリブレーション機能の追加を行います。 | 8月末 |
ComicStudio4.0相当のテキスト機能のスタイル、ルビ等の機能を搭載します。 | 2012年秋 |
また、CLIP STUDIO PAINT PRO Ver.1.0.4 先行プレビュー版 (RC版)の公開を8月9日(木)に予定しております。詳しくは下記をご覧ください。