環境設定【Windows】
[ファイル]メニュー→[環境設定]をクリックすると、[環境設定]ダイアログが表示されます。
レイヤー・ツール・タブレット・パフォーマンスなど、CLIP STUDIO PAINTの環境設定を行います。
ツール
ツールの操作に関する設定を行います。
ツールの一時切り替え(ツールシフト)
①ショートカットキーを長押ししてツールを一時的に切り替える
オンにすると、[ツール]パレットの各ツールに割り当てられているショートカットを長押ししたときに、キーを押している間だけツールが切り替わります。
②ツールの一時切り替えと判断するまでのキー押下時間
キーを長押ししてから、ツールシフトでショートカットキーのツールに切り替わるまでの時間を、ミリ秒単位で指定します。
オプション
③ドラッグを開始する移動量
[オブジェクト]ツールや[レイヤー移動]ツールなど、クリックとドラッグが異なる動作になるツールで、クリックかドラッグかを判定する基準を変更できます。値が小さいほど、ペンやマウスを少し動かしただけで、ドラッグと判定されるようになります。
④キャンバスの端でオートスクロール
マウスカーソルがキャンバスの外に出た場合の処理を設定できます。
なし |
キャンバスの外をクリックやドラッグしても、キャンバスの位置が変更されません。 |
ドラッグ |
キャンバスの外までドラッグすると、マウスの位置に連動してキャンバスがスクロールされます。 |
マウス移動とドラッグ【Windows/macOS】 |
ドラッグに加え、キャンバスの外にマウスを移動した場合も、マウスの位置に連動してキャンバスがスクロールされます。 |
⑤図形系ツールで作成途中の表示
[図形]ツールのサブツールグループ[直接描画]内のサブツールを使用して描画するときに、作成途中の線をプレビュー表示する方法を設定できます。[描画結果]・[簡易表示]・[描画結果と制御点]・[簡易表示と制御点]から選択できます。
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·[描画結果]と[簡易表示]のように制御点を表示しない設定にしている場合は、[サブツール詳細]パレットで[作成途中の制御点の追加・削除]をオンにしても、描画中の線や通過点をクリックによる通過点の挿入や削除ができません。 ·[描画結果]と[描画結果と制御点]のように描画結果を表示する設定にしていても、[入り抜き]の設定はプレビューに反映されません。 |
⑥曲線や直線のハンドル
制御点のサイズを変更できます。
[図形系ツールで作成途中の表示]で[簡易表示と制御点]と[描画結果と制御点]に設定している場合は、描画するときに表示される通過点や方向点のサイズが変更されます。
また、ベクターレイヤー・コマ枠フォルダー・フキダシレイヤー・定規に描画した線を編集するときに表示される制御点も、ここで設定したサイズに変更されます。
⑦キャンバス上のドラッグによるブラシサイズの変更時、現在のサイズから開始する
[Ctrl]+[Alt]キーを押しながらマウスドラッグしてブラシサイズを調整する場合に、現在のブラシサイズから調整が開始できるようになります。
⑧ブラシサイズ変更時、ブラシサイズの円をキャンバス中央に表示する
オンにすると、ブラシサイズを変更するときに、ブラシサイズをプレビューする円がキャンバス中央に表示されます。
⑨修飾キー(Shift)押し下げで直線作成時にプレビューを表示する【Windows/macOS/iPad/Android/Chromebook】
描画系ツールなどで、[Shift]+マウスクリックで直線を描画する場合に、プレビューの線が表示されます。
iPad/Android/Chromebookでマウスを使用する場合も、線を表示できます。
⑩図形の作成をダブルクリックやダブルタップで確定する
オンにすると、[連続曲線]や[ベジェ曲線]など連続した曲線や折れ線を作成するサブツールを使用したときに、ダブルクリックで描画を確定できます。
⑪表示系ツールのドラッグ中はキャンバスを高速表示モードにする
[虫めがね]ツールや[移動]ツールなどの表示系ツールで、キャンバスをドラッグした場合に、キャンバスが高速表示モードになります。表示系ツールの使用時に、動作が軽くなる場合があります。
⑫透明ピクセルをロックしたレイヤーへの描画は透明色を白に置き換える
[透明ピクセルをロック]をオンにしたレイヤーに対して、描画系ツールで透明色を選択して描画した場合や、[消しゴム]ツールで描画した場合、白色で描画されます。