レイヤーマスク
選択したレイヤー・レイヤーフォルダーに対して、マスクを作成します。マスクの削除・設定なども行えます。
レイヤーマスクとは
レイヤー上の画像を、一部非表示にできる機能です。はみ出しなどの不要な部分を隠したり、べた塗りレイヤーやグラデーションレイヤーを表示する範囲を指定したりできます。
レイヤーマスクを編集する
·レイヤーマスクを選択して、描画系のツールでレイヤーマスクに描画すると、その部分のマスクが削られて、レイヤーの画像が見えるようになります。
·レイヤーマスクを選択して、[消しゴム]ツールで描画すると、マスクが描画され、レイヤーの画像が隠れます。
|
[透明色]を選択した描画ツールで描画しても、マスクを描画できます。 |
·マスクの不透明度は、ツールの不透明度に応じて変わります。
選択範囲外をマスク
1選択ツールを使用して、選択範囲を作成します。
|
選択範囲を作成しない場合は、レイヤー全体がマスクされます。 |
2[レイヤー]パレットで、マスクをかけたいレイヤーを選択します。
3[レイヤー]メニュー→[レイヤーマスク]→[選択範囲外をマスク]を選択します。
選択範囲以外にマスクがかかり、[レイヤー]パレットにレイヤーマスクが追加されます。マスクがかかった部分は非表示になります。
|
レイヤーマスクは、作成後に編集できます。詳しくは『レイヤーマスクとは』を参照してください。 |
選択範囲をマスク
1選択ツールを使用して、選択範囲を作成します。
|
選択範囲を作成しない場合は、描画されていないマスクが作成されます。 |
2[レイヤー]パレットで、マスクをかけたいレイヤーを選択します。
3[レイヤー]メニュー→[レイヤーマスク]→[選択範囲をマスク]を選択します。
選択範囲にマスクがかかり、[レイヤー]パレットにレイヤーマスクが追加されます。マスクがかかった部分は非表示になります。
|
レイヤーマスクは、作成後に編集できます。詳しくは『レイヤーマスクとは』を参照してください。 |
マスクを削除
[レイヤー]メニュー→[レイヤーマスク]→[マスクを削除]を選択すると、選択したレイヤーからレイヤーマスクが削除されます。
マスクをレイヤーに適用
[レイヤー]メニュー→[レイヤーマスク]→[マスクをレイヤーに適用]を選択すると、レイヤーマスクが適用された状態と同じ表示になるようにレイヤーが変換されます。変換されると同時に、レイヤーマスクが削除されます。
|
·[マスクをレイヤーに適用]を実行すると、レイヤーの種類に関係なく、ラスターレイヤーに変換されます。 ·[レイヤーのキーフレームを有効化]がオンに設定されているレイヤーの場合、[アニメーション]メニュー→[キーフレームが有効なレイヤーの編集]を選択すると、レイヤーマスクをレイヤーに適用できます。 |
マスクを有効化
[レイヤー]メニュー→[レイヤーマスク]→[マスクを有効化]を選択すると、レイヤーマスクの有効・無効を切り替えられます。
マスク範囲を表示
[レイヤー]メニュー→[レイヤーマスク]→[マスク範囲を表示]を選択すると、レイヤーマスクがかかっている部分が紫色で表示されます。
|
[Alt]キーを押しながら、レイヤーマスクのアイコンをクリックしても、マスク範囲の表示・非表示を切り替えられます。 |
マスクをレイヤーにリンク
[レイヤー]メニュー→[レイヤーマスク]→[マスクをレイヤーにリンク]を選択すると、レイヤーとマスクをリンクできます。リンクされると、[レイヤー移動]ツールでレイヤーを移動したときに、マスクの描画もいっしょに移動します。
メニュー項目をオフにすると、レイヤーとマスクのリンクが解除されます。リンクが解除されると、[レイヤー移動]ツールでレイヤーを移動したときに、マスクの描画は移動しなくなります。
なお、レイヤーとマスクがリンクされている場合は、[レイヤー]パレットのレイヤーとマスクのアイコンの間に、チェックマークが表示されます。