アニメーションスタンプ(APNG)

編集中のアニメーションを、アニメーションPNG（APNG）に書き出します。2Dカメラフォルダーにカメラワークを設定している場合は、出力したアニメーションスタンプ(APNG)に設定が反映されます。APNGとは、アニメーションを再生できるPNG形式のファイルのことです。LINEスタンプや一部のブラウザで採用されているファイル形式です。

Windows/macOSをお使いの場合

[ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]→[アニメーションスタンプ(APNG)]を選択すると、保存先を指定するダイアログが表示されます。保存先を指定すると、[アニメーションスタンプ(APNG)出力設定]ダイアログが表示されます。出力方法を設定し、[OK]をクリックすると、APNGが出力されます。

タブレット/スマートフォンをお使いの場合

[ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]→[アニメーションスタンプ(APNG)]を選択すると、ファイル名を指定するダイアログが表示されます。ファイル名を入力すると、[アニメーションスタンプ(APNG)出力設定]ダイアログが表示されます。出力方法を設定し、[OK]をクリックすると、APNGが出力されます。

アニメーションスタンプ(APNG)出力設定ダイアログ

 

①幅

アニメーションスタンプ(APNG)を出力するときの幅を入力し、設定します。[幅]と[高さ]の縦横比は固定されています。[幅]を変更すると、[高さ]も変更されます。

②高さ

アニメーションスタンプ(APNG)を出力するときの高さを入力し、設定します。[幅]と[高さ]の縦横比は固定されています。[高さ]を変更すると、[幅]も変更されます。

③出力範囲

アニメーションスタンプ(APNG)に書き出す、開始フレームと終了フレームを指定します。

終了フレームに指定したフレームまでが、アニメーションスタンプ(APNG)として書き出されます。

PRO/EXをお使いの場合は、[新規]ダイアログや[新規タイムライン]ダイアログの[再生時間]で選択した、フレームの表示方法により、[出力範囲]の入力方法が異なります。

 

④フレームレート

アニメーションスタンプ(APNG)のフレームレートを設定します。1秒あたりのセル（画像）の枚数です。設定を変更しても、アニメーションの再生時間は変わりません。

⑤ループ回数

アニメーションスタンプ(APNG)のループ回数を設定します。[指定回数]を選択すると、ループする回数を指定できます。[無限]を選択すると、無限にループします。

⑥再生時間

アニメーションスタンプ(APNG)の再生時間と、ファイルに含まれる画像の最大枚数が表示されます。

⑦余白を削除する

描画されていない部分を削除して、出力します。その場合、指定したサイズより小さく出力されます。

⑧減色する

オンにすると、256色（透過色+255色）に減色して、出力します。ファイルサイズを小さくできますが、色の数が減るため、表示品質が落ちる場合があります。