はじめに
CLIP STUDIO MODELER Ver.1.8.0の変更点
CLIP STUDIO MODELER Ver.1.8.0で、追加・変更された機能は下記の通りです。
|
CLIP STUDIO MODELER Ver.1.8.0で追加された機能は、本文中に★印が記載されています。 |
3Dオブジェクトの統合
3Dオブジェクトセットアップ画面と3D背景セットアップ画面が統合されました。3D背景セットアップがなくなり、3Dオブジェクトと共通のセットアップ画面を使用します。3Dオブジェクトセットアップ画面でセットアップした素材は、すべて3Dオブジェクト素材として登録されます。
3Dオブジェクトセットアップ画面編
3Dオブジェクトセットアップ画面の変更点です。
3Dオブジェクトセットアップ画面の構成
[CLIP STUDIO MODELER サポート]が追加されました。Webブラウザが開き、CLIP STUDIO MODELERのサポートサイトが表示されます。
[法線の表示・非表示]が追加されました。3Dオブジェクトの法線の表示・非表示を切り替えられます。
ツール一覧(3Dオブジェクトセットアップ画面)
[移動]ツールに、[パーツ原点移動]サブツールが追加されました。[パーツ原点移動]サブツールを選択すると、3Dオブジェクトや[ノード](パーツ)の原点にマニピュレータが表示され、原点の位置を調整できます。
オブジェクト構成パレット
·[同一材質をマージする]が追加されました。マテリアル全体や[マテリアルパネルフォルダ]内の同一の[材質]をマージできます。
·[マテリアルパネルフォルダ]内の[材質フォルダ]がなくなりました。
[オブジェクト構成]パレットのグループに、[アングル]が追加されました。[アングル]では、3Dオブジェクトを表示するカメラアングルと、[ノード]の表示を設定できます。Ver.1.6.3までの3D背景セットアップ画面の[アングル]と同じ機能です。
オブジェクト情報パレット
·[素材読み込み時の初期設定]が追加されました。CLIP STUDIO PAINTに3D素材を読み込んだときの、光源・輪郭線・影・ピックの状態を設定できます。
·[この設定を次回新規作成時にも使用する]が追加されました。[素材読み込み時の初期設定]で設定した内容を、次回以降も使用できます。
[オブジェクト構成]パレットの[グループ]で[ノード]を選択したときに、[オブジェクト情報]パレットで設定できる項目が追加されました。[ノード]や原点の位置を設定できます。このほか、原点位置の自動調整や[ノード]の法線の再計算もできます。
[初期マテリアルにする]が追加されました。CLIP STUDIO PAINTに3Dオブジェクト素材を読み込んだときに、最初に表示されるマテリアルを設定できます。
·[ノードの表示状態を設定する]が追加されました。[レイアウト]に表示する[ノード]を設定できます。
·[初期レイアウトにする]が追加されました。CLIP STUDIO PAINTに3Dオブジェクト素材を読み込んだときに、最初に表示されるレイアウトを設定できます。
[オブジェクト構成]パレットの[グループ]から[アングル]を選択したときに、[オブジェクト情報]パレットで設定できる項目が追加されました。従来の3D背景セットアップ画面で設定できた機能に加え、下記の項目を変更しています。
·[ノードツリーを表示]の名称が、[ノードの表示状態を設定する]に変更されました。機能は従来の3D背景セットアップ画面と同様です。
·[初期アングルにする]が追加されました。CLIP STUDIO PAINTに3Dオブジェクト素材を読み込んだときに、最初に表示されるアングルを設定できます。
·[中心]の名称が、[位置]に変更されました。
·[方向]の名称が、[回転]に変更されました。
·[回転中心]が追加されました。[回転]を設定するときに、回転の中心になる位置を数値を入力して設定できます。
·[ノード原点を回転中心にする]が追加されました。[回転]を設定するときに、[ノード]の原点を中心に設定できます。
·[対象ノード]の選択方法が変更されました。[対象ノード]から[ノード]を選択したあと、[このノードを可動対象ノードにする]で確定します。
3Dキャラクターセットアップ画面編
3Dキャラクターセットアップ画面の変更点です。
3Dオブジェクトセットアップ画面の構成
[CLIP STUDIO MODELER サポート]が追加されました。Webブラウザが開き、CLIP STUDIO MODELERのサポートサイトが表示されます。