CLIP STUDIO PAINTの画面構成

初回起動時のCLIP STUDIO PAINTの画面構成について説明します。

 

①クリエイティブゲージ

CLIP STUDIO PAINTのキャンバスを開いている時間が表示されます。CLIP STUDIO PAINTの全機能は、1日につき1時間ご利用いただけます。EXやPROを購入された場合は、表示されません。

②メニュー

タップすると、メニューが表示されます。メニューの操作方法については『メニューを使用する』を参照してください。

③エディットバー

描画するツールの選択や、ブラシサイズの設定、不透明度を設定できます。エディットバーの機能については、『エディットバー』を参照してください。

エディットバーに表示する項目は、[アプリ設定]メニュー→[エディットバー設定]で設定できます。詳しくは『エディットバー設定』を参照してください。

 

④キャンバス表示

タップすると、キャンバス表示ボタンとキャンバスだけが表示されます。再度タップすると元の表示に戻ります。できるだけキャンバスを広く使いたい場合に便利です。

 

⑤パレットバー

各ボタンをタップすると、該当するパレットがポップアップ表示されます。各種設定を行うための画面を「パレット」といいます。パレットバーには、複数のパレットを格納できます。パレットバーの各ボタンの機能については、『パレットバー』を参照してください。

パレットバーに表示する項目は、[アプリ設定]メニュー→[パレットバー設定]で設定できます。詳しくは『パレットバー設定』を参照してください。

 

⑥コマンドバー

各ボタンをタップすると、各種機能を実行できます。よく使う機能のアイコンを表示させるなど、アイコン表示のカスタマイズもできます。コマンドバーの各ボタンの機能については、『コマンドバー』を参照してください。

コマンドバーに表示する項目は、[アプリ設定]メニュー→[コマンドバー設定]で設定できます。詳しくは『コマンドバー設定』を参照してください。

 

⑦エッジキーボード表示切替ボタン

タップすると、エッジキーボードの表示・非表示を切り替えられます。

エッジキーボードの使用方法ついては、『エッジキーボードを使った操作』を参照してください。

·エッジキーボード表示切替ボタンをドラッグすると、画面の上下左右に移動できます。エッジキーボード表示切替ボタンを配置できるのは、右端・左端・下端です。ただし、エッジキーボードを表示できるのは、左右だけです。下端に配置した場合は、右寄りに配置すると右側から、左寄りに配置すると左側から、エッジキーボードが表示されます。 ·エッジキーボード表示切替ボタンは、[環境設定]ダイアログで非表示にできます。詳しくは『インターフェース』を参照してください。エッジキーボード表示切替ボタンを非表示にすると、エッジキーボードを使用できません。

 

 

エディットバー

エディットバーの各ボタンの機能について説明します。

 

①ツール切り替え

現在使用中のツールと消しゴムを切り替えられます。

初期設定では[消しゴム]ツールに設定されていますが、[修飾キー設定]ダイアログの[ツール切り替えボタン]を設定すると、切り替えられるツールを変更できます。詳しくは『修飾キー設定』を参照してください。

 

②サブツール

描画に使用するためのツールです。初回起動時には、[入り抜きペン]サブツール・[長方形選択]サブツール・[オブジェクト]サブツールが表示されています。[サブツールの選択]ダイアログなどで他のツールを選択すると、選択したツールが表示された状態に切り替わります。

タップすると、ツールを選択できます。選択状態のツールを再度タップすると、他のツールを選択するための画面が表示されます。

ツールの選択方法については、『ツールを選択する』を参照してください。

エディットバーに表示するツールの数は変更できます。詳しくは『エディットバー設定』を参照してください。

 

③ブラシサイズ

描画ツールを使用するときのブラシサイズを、スライダーで設定できます。

スライダーが表示されていない場合は、ブラシサイズが表示されているボタンをタップすると、スピンボタンとスライダーが表示されます。

スライダーが表示されている場合にボタンをタップした場合は、スピンボタンが表示されます。

④不透明度

色を使用するツールを使用するときの不透明度を、スライダーで設定できます。

スライダーが表示されていない場合は、不透明度が表示されているボタンをタップすると、スライダーとスピンボタンが表示されます。

スライダーが表示されている場合にボタンをタップした場合は、スピンボタンが表示されます。

⑤カラーアイコン

メインカラー・サブカラー・透明色を表示するアイコンです。アイコンをタップすると、アイコンに表示されている色を選択できます。

·選択中の単独アイコンを再度タップすると、[色の選択]ダイアログが表示され、色を変更できます。

·選択中の複合アイコンを再度タップすると、単独表示のアイコンがポップアップ表示されます。ポップアップ表示されたアイコンから選択中の色をタップすると、[色の選択]ダイアログが表示され、色を変更できます。ただし、透明色を選択している場合、[色の選択]ダイアログは表示されません。

メインカラー	主に使用する色です。使用頻度が高い色を設定しておくと便利です。
サブカラー	メインカラーの次に使う色です。 ツールの設定で[サブカラー]や[サブ描画色混合率]などの項目がある場合は、この色が使用されます。たとえば、[図形]ツールで[線と塗りを作成]を指定した場合は、メインカラーが線画に、サブカラーが図形内部の塗りに使用されます。
透明色	透明色を使うときに選択します。

 

カラーアイコンの表示方法は変更できます。詳しくは『エディットバー設定』を参照してください。

 

 

パレットバー

パレットバーの各ボタンの機能について説明します。

 

·パレットについては、『パレット』を参照してください。 ·パレットバーに表示できる項目は、[アプリ設定]メニュー→[パレットバー設定]で設定できます。詳しくは『パレットバー設定』を参照してください。 ·パレットの操作方法については、『パレットを使用する』を参照してください。

 

①クイックアクセス

タップすると、[クイックアクセス]パレットが表示されます。[クイックアクセス]パレットは、よく使用するツール・メニューコマンド・オートアクション・描画色などを登録できます。登録した機能は、[クイックアクセス]パレットから実行できます。詳しくは『クイックアクセスパレット【PRO/EX】』を参照してください。

②レイヤー

タップすると、[レイヤー]パレットが表示されます。[レイヤー]パレットは、レイヤーの管理を行えます。レイヤーの順番や、不透明度などを、自由に切り替えて表示できます。詳しくは、『レイヤーパレット』を参照してください。

③レイヤープロパティ

タップすると、[レイヤープロパティ]パレットが表示されます。[レイヤープロパティ]パレットは、レイヤーに対して各種設定を行えます。詳しくは『レイヤープロパティパレット【PRO/EX】』を参照してください。

④ツールプロパティ

タップすると、[ツールプロパティ]パレットが表示されます。[ツールプロパティ]パレットは、選択中のサブツールの設定を調整できます。詳しくは『ツールパレット』を参照してください。

⑤カラーサークル

タップすると、[カラーサークル]パレットが表示されます。[カラーサークル]パレットは、カラーサークルを使用して色を選択できます。詳しくは『カラーサークルパレット』を参照してください。

⑥カラーセット

タップすると、[カラーセット]パレットが表示されます。[カラーセット]パレットは、色の一覧から色を選択できます。詳しくは『カラーセットパレット』を参照してください。

⑦カラーヒストリー

タップすると、[カラーヒストリー]パレットが表示されます。[カラーヒストリー]パレットは、描画色の履歴から描画色を選択できます。詳しくは『カラーヒストリーパレット【PRO/EX】』を参照してください。

⑧素材

タップすると、[素材]パレットが表示されます。[素材]パレットは、マンガ・イラスト作成に使用するさまざまな素材を、管理できます。詳しくは『素材パレット』を参照してください。

 

コマンドバー

コマンドバーの各ボタンの機能について説明します。

 

コマンドバーに表示する項目は、[アプリ設定]メニュー→[コマンドバー設定]で設定できます。詳しくは『コマンドバー設定』を参照してください。

 

①閉じる

編集中のキャンバスを閉じます。キャンバスを保存していない場合は、保存を確認するメッセージが表示されます。

なお、ページ一覧を表示している場合は、ページ一覧を閉じます。ストーリーエディターを表示している場合は、ストーリーエディターを閉じます。

②保存

編集中のキャンバスを保存できます。

③取り消し

1つ前の操作を取り消せます。

④やり直し

取り消した操作をやり直せます。

⑤消去

レイヤーに描いた内容を消去できます。選択範囲がある場合は、その範囲内の内容が消去されます。

⑥拡大・縮小・回転

拡大・縮小・回転・変形を行えます。選択範囲がある場合は、その範囲内の内容を拡大・縮小・回転・変形できます。

⑦コピー

レイヤーの選択範囲部分がクリップボードにコピーされます。[オブジェクト]ツールを使用してオブジェクトを選択している場合は、オブジェクトをコピーします。選択範囲がない場合は、レイヤー全体がクリップボードにコピーされます。

⑧切り取り

レイヤーの選択範囲部分がクリップボードにコピーされ、キャンバス上から画像が消去されます。[オブジェクト]ツールを使用してオブジェクトを選択している場合は、オブジェクトを切り取ります。選択範囲がない場合は、レイヤー全体がクリップボードにコピーされます。

⑨貼り付け

[レイヤー]パレットにレイヤーが追加され、クリップボードにコピーされている画像がキャンバスに貼り付けられます。

[オブジェクト]ツールで選択したオブジェクトをクリップボードにコピーした場合は、同じ種類のレイヤーを選択していると、選択中のレイヤーに貼り付けられます。