タイムラインパレットの機能
[タイムライン]パレットの機能について説明します。[タイムライン]パレットには、次の編集画面があります。
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CLIP STUDIO ACTIONで編集したタイムラインを読み込んだ場合、CLIP STUDIO PAINTでは次の項目を編集できません。 ·字幕トラック ·不透明度を設定した用紙レイヤー なお、CLIP STUDIO PAINT Ver.1.8.4以降で編集したファイルは、CLIP STUDIO ACTIONに読み込めません。 |
タイムラインパレットの機能(標準)
[タイムライン]パレットの機能について説明します。
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スマートフォンをお使いの場合は、[タイムライン]パレット上部のボタンの一部が表示されません。ボタン上を左右にスワイプすると、非表示になっているボタンが表示されます。 |
A.ファンクションカーブ編集モード
[タイムライン]パレットの表示を、ファンクションカーブ編集モードに切り替えます。ファンクションカーブ編集モードについては、『ファンクションカーブ編集モードの場合』を参照してください。
B.タイムライン編集
[タイムライン編集]ツールを選択します。キャンバス上のマウス操作でタイムラインのフレームを移動できます。
[タイムライン編集]ツールの詳細については、『タイムライン編集ツールの操作』を参照してください。
C.新規タイムライン
選択すると、[新規タイムライン]ダイアログが表示されます。キャンバスに、新しいタイムラインを作成できます。
[新規タイムライン]ダイアログについては、『新規タイムライン』を参照してください。
D.ズームアウト
[タイムライン]パレットのフレームを縮小表示します。
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·Windows8以降のタッチ操作が可能なディスプレイでは、ピンチインで、[タイムライン]パレットのフレームを縮小表示できます。 ·タイムライン上で、[Ctrl]+[Space]キーを押しながら左にドラッグすると、[タイムライン]パレットのフレームを縮小できます。 |
E.ズームイン
[タイムライン]パレットのフレームを拡大表示します。
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·Windows8以降のタッチ操作が可能なディスプレイでは、ピンチアウトで、[タイムライン]パレットのフレームを拡大表示できます。 ·タイムライン上で、[Ctrl]+[Space]キーを押しながら右にドラッグすると、[タイムライン]パレットのフレームを拡大できます。 |
F.先頭へ
[タイムライン]パレットの先頭フレームを選択します。
G.前のフレームへ
[タイムライン]パレットで、選択中のフレームより1つ前のフレームを選択します。
H.再生/停止
キャンバス上で、アニメーションを再生または停止します。
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·アニメーションの再生中に、[ESC]キーを押すか、[タイムライン]パレット以外のパレットをクリックしても、停止できます。 ·アニメーションを再生すると、再生したフレームのキャッシュが作成されます。2回目以降に再生する場合は、以前の再生時より速度が向上します。ただし、キャンバスや[タイムライン]パレットを編集した場合、前回再生時のキャッシュが破棄されます。 |
I.次のフレームへ
[タイムライン]パレットで、選択中のフレームより1つ後ろのフレームを選択します。
J.最後へ
[タイムライン]パレットの最後のフレームを選択します。
K.ループ再生
オンにすると、アニメーション再生時に、最後のフレームのあと、最初のフレームに戻ってループ再生します。
L.新規アニメーションフォルダー
選択中のトラックの上に、アニメーションフォルダー(トラック)を新規作成します。
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アニメーションフォルダーとは、セル(レイヤー)を格納するためのフォルダーです。詳しくは、『解説:アニメーションフォルダーとセル』を参照してください。 |
M.新規アニメーションセル
セルを配置したいフレームを選択し、[新規アニメーションセル]をクリックすると、[タイムライン]パレットにセルが指定されます。同時にアニメーションフォルダー内にセルが新規作成されます。
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アニメーションフォルダーとセル(レイヤー)については、『解説:アニメーションフォルダーとセル』を参照してください。 |
N.セルを指定
セルを指定したいフレームを選択し、[セルを指定]をクリックすると、[レイヤー選択]ダイアログが表示され、セルを指定できます。
[レイヤー選択]ダイアログについては、『セルを指定』を参照してください。
O.セル指定を削除
削除したいセル指定を選択し、[セル指定を削除]をクリックすると、セル指定が削除されます。
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[タイムライン]パレット上から、セルの指定が削除されても、[レイヤー]パレットにセルは残ります。 |
P.オニオンスキンを有効化
オニオンスキンとは、選択中のセル以外に、前後に指定されたセルをキャンバス上に表示する機能です。
クリックしてオンにすると、オニオンスキンの表示を有効にします。再度クリックすると、オニオンスキンの表示が無効になります。
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オニオンスキンの表示色や表示枚数は、[オニオンスキン設定]ダイアログで設定できます。詳しくは、『オニオンスキン設定』を参照してください。 |
Q.キーフレームを追加
[タイムライン]パレットで選択中のフレームに、キーフレームを追加できます。
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·キーフレームを追加する方法については、『キーフレームを設定する』を参照してください。 ·キーフレームの操作方法については、『キーフレームの操作』を参照してください。 |
R.キーフレーム補間
キーフレームを追加するときに、キーフレーム間の変化を補間する方法を選択できます。
一定値 |
次のキーフレームが始まるまで、設定中のキーフレームの値が保持されます。次のキーフレームが始まると同時に値が切り替わります。 |
等速 |
設定中のキーフレームから次のキーフレームまで、一定の速度で変化します。 |
滑らか |
設定中のキーフレームから徐々に加速し、次のキーフレームの手前で減速するように変化します。 |
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キーフレームを追加した後に、[キーフレーム補間]を変更したい場合は、『キーフレーム補間を変更する』を参照してください。 |
S.キーフレームの削除
[タイムライン]パレットで選択中のキーフレームを削除できます。
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·キーフレームを追加する方法については、『キーフレームを設定する』を参照してください。 ·キーフレームの操作方法については、『キーフレームの操作』を参照してください。 |
T.レイヤーのキーフレームを有効化
選択中のトラックに対して、キーフレームを使用した編集の有効・無効を切り替えられます。
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キーフレームの操作方法については、『キーフレームの操作』を参照してください。 |
U.キーフレームが有効なレイヤーの編集
[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにしたトラック(レイヤー)に対して、一時的にペンやブラシで描画や編集ができるようになります。
オンにすると、選択したレイヤーの変形が解除され、選択したレイヤーと用紙レイヤーだけが表示されます。それ以外のレイヤーは、半透明で表示されます。
別のレイヤーを選択すると、自動的に設定が解除され、レイヤーの表示も元に戻ります。
V.現在のフレーム/開始フレーム/終了フレーム
現在選択中のフレーム位置と、開始フレームの位置、終了フレームの位置を表示します。
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·PRO/EXをお使いの場合は、[新規]ダイアログや[新規タイムライン]ダイアログの[再生時間]で選択したフレームの表示方法により、フレームの表示方法が異なります。 ·フレームの表示方法は、[キャンバス基本設定]ダイアログの[フレームの表示方法]で変更できます。詳しくは、『キャンバス基本設定を変更【PRO/EX】』を参照してください。 |
W.タイムラインリスト
編集中のタイムライン名が表示されます。
複数のタイムラインを含むファイルの場合は、クリックして表示されるメニューから、編集対象となるタイムラインを切り替えられます。
X.フレーム数
フレームの目盛です。PRO/EXをお使いの場合は、[新規]ダイアログの[再生時間]で選択したフレームの表示方法により、フレームの表示方法が異なります。
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·[再生時間]については、『新規ダイアログ(アニメーション)【PRO/EX】』を参照してください。 ·フレームの表示方法は、[キャンバス基本設定]ダイアログの[フレームの表示方法]で変更できます。詳しくは、『キャンバス基本設定を変更【PRO/EX】』を参照してください。 ·[Space]キーを押しながら左右にドラッグすると、タイムラインを左右にスクロールできます。 ·[Ctrl]+[Space]キーを押しながら左右にドラッグすると、[タイムライン]パレットのフレームを拡大・縮小できます。 |
Y.トラックとタイムライン
トラックは、レイヤー名とタイムラインを表示する領域です。各トラックのタイムラインで、セル指定や、クリップの編集を行います。タイムラインは、秒ごとに背景の色が変わります。
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タイムライン上で[Space]キーを押しながらドラッグすると、タイムラインをスクロールできます。 |
①トラックの表示・非表示
トラックの表示・非表示を切り替えます。
②トラック詳細
セル指定・キーフレーム・トラックラベルなどを編集するための領域を表示できます。トラック(レイヤー)の種類や設定により、表示される項目は異なります。
トラックは、[レイヤー]パレットのレイヤー構成に連動しています。レイヤーフォルダー・レイヤー・オーディオレイヤー・カメラワークなどに対して、トラックが作成されます。
① トラックアイコン |
レイヤーの種類を示すアイコンです。レイヤーフォルダーの場合は、トラックアイコンの左側にレイヤーフォルダーを開閉するためのアイコンが表示されます。 |
② 詳細 |
クリックすると、トラックラベルエリアが表示されます。[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにすると、トラックにキーフレームを表示するためのエリアが追加されます。 |
③ トラック名 |
トラック名を表示します。レイヤーの種類や設定により、設定できる項目が変更されます。 |
④ 変形エリア |
レイヤーの変形を記録するキーフレームを表示する領域です。[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにすると、変形エリアに切り替わります。トラック名の左側に[変形]の詳細な設定を表示するためのアイコンが追加され、クリックすると、[位置]・[拡大率]・[回転]・[回転中心]の各エリアが表示されます。 |
⑤ マスクエリア |
レイヤーマスクの変形を記録するキーフレームを表示する領域です。レイヤーマスクが設定されているレイヤーやアニメーションフォルダーに対して、[詳細]をクリックすると表示されます。[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにすると、トラック名の表示が、変形エリアに切り替わります。トラック名の左側にレイヤーマスクの変形の詳細な設定を表示するためのアイコンが追加され、クリックすると、[マスク位置]・[マスク拡大率]・[マスク回転]・[マスク回転中心]の各エリアが表示されます。 [レイヤーのキーフレームを有効化]がオフに設定されている場合は、表示されません。 |
⑥ セル指定エリア |
セルを指定するための領域です。[レイヤーのキーフレームを有効化]がオフの場合は、トラック名が表示されているエリアがセル指定エリアです。アニメーションフォルダーに表示されます。 |
⑦ 不透明度エリア |
レイヤーの不透明度を記録するキーフレームを表示する領域です。[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにしたトラックの[詳細]をクリックすると、表示されます。 |
⑧ トラックラベルエリア |
トラックラベルを表示するための領域です。フレームに設定したトラックラベルを表示したり、編集したりできます。ラベルの作成方法や編集方法については、『ラベルの操作』を参照してください。 |
⑨ 音量エリア |
オーディオファイルの音量を記録するキーフレームを表示する領域です。オーディオトラックに表示されます。 |
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[タイムライン]パレットのトラック名は、[レイヤー]パレットの構成と同じですが、アニメーションフォルダーの中のセルは表示されません。各トラックのタイムラインにセルを指定すると、セルが表示されます。 |
③サムネイル一覧
セルやレイヤーのサムネイル画像です。アニメーションフォルダーの場合は、すべてのセルのサムネイルが表示されます。サムネイルをクリックすると、クリックしたセルのほか、セルが指定されているフレームが選択されます。
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·タイムラインサムネイルの表示・非表示は、[タイムライン]パレットの[メニュー表示]→[サムネイルのサイズ]で設定できます。[サムネイルのサイズ]では、サムネイルの表示・非表示のほか、サムネイルのサイズも変更できます。サムネイルの表示設定を変更すると、クリップサムネイルにも設定が反映されます。 ·[Ctrl]キーや[Shift]キーを押しながら、サムネイルをクリックすると、複数のセルを選択できます。 ·サムネイルの下にあるセル名をダブルクリックすると、セル名を変更できます。 ·[レイヤー]パレットで[パレットカラー]を設定すると、セル名に[パレットカラー]が表示されます。 ·[レイヤー]メニュー→[レイヤー設定]→[パレットカラーをキャンバスにも表示]をオンにすると、サムネイルにも[パレットカラー]が反映されます。 ·[Space]キーを押しながら左右にドラッグすると、トラックごとにサムネイル一覧をスクロールできます。 |
④開始フレーム
アニメーションを再生するときの、開始フレームを設定できます。
青い四角の部分をドラッグすると、[開始フレーム]の位置を調整できます。
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DEBUT/PROをお使いの場合、[開始フレーム]の位置を0より前のフレームに移動できません。 |
⑤現在のフレーム
選択中のフレームの位置が、赤い線で表示されます。
フレーム数をクリックすると、クリックしたフレームが選択され、フレームの位置が変更されます。
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タイムライン内をクリックすると、フレームが選択されると同時に、クリックした位置のセル指定・クリップ・キーフレームが選択されます。 |
⑥終了フレーム
アニメーションを再生するときの、最後のフレームを設定できます。
青い四角の部分をドラッグすると、[最終フレーム]の位置を調整できます。
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DEBUT/PROをお使いの場合、[終了フレーム]の位置を24より後ろのフレームに移動できません。 |
⑦クリップ
作成したアニメーションなどの編集単位です。
クリップの編集方法については、『クリップの操作』を参照してください。
セルの指定方法や編集方法については、『セル指定の操作』を参照してください。
キーフレームの指定方法や編集方法については、『キーフレームの操作』を参照してください。
⑧クリップサムネイル
クリップに指定したセルのサムネイルです。
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クリップサムネイルの表示・非表示は、[タイムライン]パレットの[メニュー表示]→[サムネイルのサイズ]で設定できます。[サムネイルのサイズ]では、サムネイルの表示・非表示のほか、サムネイルのサイズも変更できます。 サムネイルの表示設定を変更すると、サムネイル一覧のサムネイルにも設定が反映されます。 |
⑨セル指定
アニメーションフォルダー内のセルを表示する位置です。セルを表示する位置を指定すると、タイムラインにセルの名称が表示されます。
⑩タイムラインラベル
タイムラインの特定のフレームに対して、指示などを記入できるラベルです。
ラベルの作成方法や編集方法については、『ラベル』を参照してください。
⑪トラックラベル
特定のトラックに対して、指示などを記入できるラベルです。
ラベルの作成方法や編集方法については、『ラベルの操作』を参照してください。
⑫キーフレーム
[タイムライン]パレットの各トラックで、次の設定を記録したものです。
·各種レイヤーフォルダーやレイヤーの変形・不透明度
·オーディオレイヤーの音量
·キーフレーム補間
キーフレームの色は、[キーフレーム補間]の設定に応じて、異なります。
⑬グリップ【タブレット/スマートフォン】
タブレット/スマートフォンでトラックの重ね順を変更したい場合に、使用します。
グリップに指やペンを合わせて上下にドラッグすると、トラックの重ね順を変更できます。複数のトラックを選択している場合は、選択しているトラックすべてが、重ね順変更の対象となります。